久々の解説記事です。
ガンホーゲームズでも、ワンタイムパスワード(OTP)にかわる新しい認証システムとしてGoogle認証が、今日から導入されました。もともと、20日からでしたが、OTPの不具合続発により、繰り上げられました。
このGoogle認証、スマートフォンやタブレットなら、Google認証アプリが使用できます。
スマートフォンの場合、方法としては以下のようになります。Googleのヘルプからほぼそのまま書き抜いています。スマホを持っていないので検証はしていません。
1.Google PlayやApp Storeにアクセス。
2.Google認証システムを検索。
3.アプリをダウンロードしてインストール。
4.(まだの場合)Googleアカウントを2段階認証プロセスに登録します。
5.PCで2段階認証プロセスの設定ページを開き、機種の種類(Android等)を選択します。
6.スマホでGoogle認証システムを開きます。
7.開いたら、「アカウントの追加」ボタンをクリックします。
アカウントバーコードをスキャンしてインストールするか、アカウントを手動で追加します。
時間ベースとカウンターベースは、時間ベースの方を選択して下さい。
8.ガンホーのアトラクションセンターから「ログインID登録情報の確認/変更」を開きます。
9.「登録する」または「Google認証システムに移行する」を押すと、認証用コードがQRコードと16桁の文字列で表示されます。
スマホの方でこのどちらかをスキャンまたは入力すると、問題なければそのまま登録完了となります。
以上で完了です。公式のガイドも参考に。
さてPC等では、Google認証アプリというのはありません。というか、あるにはあるんですが、試したものはどうもうまく動きませんでした。
というわけで、追記にてWinAuthを使った方法を。日本語版はありませんが、操作も使われている言葉も、難しくはないと思います。
なお、この方法で認証に登録、運用できることを確認しました。数字入力で多少戸惑うことがあるかもしれませんが、入力と時間合わせさえちゃんとできていれば運用可能です。
また、ROに限らず他のGoogle認証を使用するサービスでも通用します。PSO2が同様にSecureOTP対応中止を決めた(+この記事が対応スレで紹介された)ことで、そちら関係から結構な数のアクセスが来ています。10分あれば設定できたとか聞くと、書いてよかったなと思います。
ここから追記。
まず、ソフトをダウンロードします。アーカイブを開くと、winauth.exe1個が入っていますので、展開します。
展開したファイルを実行すると、左下にAdd、右下に歯車のアイコンの付いたボタンが表示されます。
Addをクリックすると、右側にメニューが開きます。
一番上の「Autherticator」をクリックします。Googleではないので注意して下さい(これについては後述します)。するとこんな画面になります。
ここまで進めておきます。
続いて、ガンホーのアカウントページ(要ログイン)で、Gpoogle2次認証システム用のコードを取得します。
方法は少し上にある解説ページを参考にしてください。
「QRコード」と手動入力用「キー」が表示されます。
WinAuthに戻って、それぞれ入力します。Nameは自分が認識できれば何でもいいです。ガンホー認証辺りが無難かな。
その下の長い入力欄に、先ほど取得した16桁のコードを入力します。コピペが無難ですね。
QRコードの画像URLを貼ってもいいんですが、どのみち貼るならコードでいいかなと。
入力後、「Verify Autherticator」ボタンを押します。すると、数秒後に下の枠に6桁の数字が表示されます。そのままOKを押します。
このソフトのパスワード設定画面になります。他のPCで使い回す予定がなければ、下の「Encrypt to~」にチェックを入れます。
パスワードを設定してOKを押すと、画面が戻って先ほど入力したName、数字、ROのスキルクールタイムゲージみたいな絵が表示されます。
ちなみに、左のアイコンは自分で変更できます。私はネットに落ちていたROのアイコンを適用しました。登録直後は上のようになっています。
さてこの数字を、ゲージが1回転するまでに、ガンホーのアカウントページのワンタイムパスワード入力の所に入力します。
右クリックで出るメニューから「Copy Code」を選択してコピーしてペーストがお手軽。
まあ1回転しても番号が変わったりするわけではありません。回転矢印になった場合、それをもう一度押すと、番号が再表示されます。
そして「設定する」ボタンを押すと、登録完了となります。これで両方のシステムが関連づけられました。
なお、それぞれの過程で、エラーが出ることがあります。
WinAuthにコードを入力した後にエラーが出る場合、Googleの時計サーバがおかしいか、自分のPCの時刻がおかしいか、セキュリティソフトなどがブロックしている可能性があります。
公式のガイドにも赤字で書いてありますが、ガンホーのサイトでエラーが出る場合は、まずはPCの時計が合っているか確認してください。右クリックして表示されるメニュー(画面はこの記事の一番下にあります)の一番下にある「Sync Time」で時間を合わせられます。
また混んでいることがあるので、しばらく経ってからもう一度やってみて下さい。別のゲームでの話ですが、500エラーが出てもしばらくすると登録完了と出ることがあったそうです。
実際に使う場合。
winauth.exeを実行すると、パスワード入力になります。
入力すると、合っていれば初期画面が出ます。登録している認証の一覧がこうして表示されます。
番号を取得したい認証の、右にある回転矢印をクリックすると、番号が表示されます。これをガンホーの認証画面で入力すると、ログインできます。
標準だと10秒しか表示されないのですが、マウス右クリックでメニューを出して中程にあるAutoRefreshをクリックしてチェックを入れると、30秒の自動更新になります。時計も逆回転に。
この設定を他のPCでも使いたい場合。
右下の歯車マークをクリックします。真ん中からやや下にある「Export...」をクリックします。
16桁のコードを入れたときに設定したパスワードを入力します。忘れていたらそこで試合終了です。
Protect何とかの欄に、自分で適当なパスワードを設定して下さい。これも忘れないで下さい。忘れたらそこで以下略。
PGP公開鍵を使う場合は、それを使ってもいいです。PGP?予防接種か何か?な人はスルーして下さい。
その下にあるBrowseボタンを押すと、保存場所が設定できます。ネットワークドライブなりUSBなりに。
取り込む場合はやっぱり左下にある「Add」ボタンを押します。一番下にある「Import...」を選択します。
読み込みファイスルを選択する画面になります。
先ほど保存したファイルを読み込むのですが、この時点では.xmlファイルしか見えなくなっています。
右下のプルダウンでZip File(*.zip)かAll Files(*.*)を選択すると、先ほど保存したファイルが見えるはずです。読み込むと、こちらのWinAuthにも同じ内容が追加されます。
なおこの時点で読み込み先にソフトウェアパスワードを設定していない場合、上と同様に設定画面が開きます。読み込み元と同じパスワードを設定するのが無難かな。
ネットカフェなどで使う場合は、winauth.exeとエクスポートしたファイルがあればOKです。プレーするPCで開いて読み込み直します。
なお、このzipファイルの中身は特に暗号化等されていません。zipファイルに自分でパスワードを設定するか、インポートが終わったら削除しておくのが無難です。
重複して登録しまったとか、もうやらなくなったので消したいという場合。
消したい項目のところで右クリックするとDeleteが表示されるので、クリックすると消えます。
RO用のアカウントを追加することを主眼にやってきましたが、実は最初のところでGoogleを選択して、統一してしまってもいいかと思います。ただそちらは今回選択しませんでした。参考にしたサイトが個々で登録するスタイルを取っていたというのもありますが。
あと、Androidエミュレートソフトが導入できるなら、そちらでやってもいいかと思います。そちらはご自身で調べてみて下さい。エミュレータソフトが導入できたら、後はAndroidと同じです。
ただ個人的には、ここまで説明はしてきましたが、一番楽なのはやっぱりスマホとかかなあと。ネットカフェなんかだと、いちいちインポートしなくてはなりませんしね。
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