2009年4月 8日(水)

さてASS最終話の解説。

話自体は割と一本調子なものの、伏線の回収などが多くて、今回最大ボリューム。ということで、解説も3回に分けて。


ここから追記。

組織本部を覗いてみる。
ストーリー再開
まだドイル達は研究を続けていた。しかしどうもうまくいかないよう。
ドイル曰く、まだ何かが足らないらしい。その何かを調べるため、ハンスとエレンに資料を当たってもらっているという。キャスリンは2人を呼んでくるよう頼まれた。まだ洩れが 資料チェック

廊下に出たところでエレンとばったり。
彼女は食事に行くという。ハンスはもう行っているとか。根を詰めると体にも良くない、ということで、今度はドイルを食事に呼ぶことに。
没頭を止める

研究室へ戻る。
ついでにエレンから資料探しの経過を聞いたのだが、組織設立から数百年経っているからか、膨大すぎてなかなか見つからないという。
まあ、今回は人数もいるので、調べるのも研究も、1人の時よりは遙かに効率いいはず。ひとまず食事へ行くことに。
まずは食事

食堂に行くと、ハンスとパンナコッテ、そして彼女の娘のリーザがいた。
小さなレディー
イチゴ味のおにぎりにぱくついていると、パンナコッテからそのおにぎりにまつわる話を聞かされる。
先祖が友人のために作ったおにぎり。決して腕が悪くなかった彼女が、友人のおいしそうにぱくつく顔が見たくて腕を上げた。料理を作ってあげる側の根本的な思いを打ち明けられる。この家の女将は、レシピと共にその話を伝承されたのだとか。
そういや、MSS最終話でローザが作っていたのもこのおにぎりだね。
料理人の思い 思い当たる節が
ハンスもそう思ったのか、いろいろ味わいながら食べるように。そんなハンスを置いて、エレンとキャスリンは席を立った。

資料室へ戻る途中で立ち話。そこへハンスも追いついた。
そういえばこのあたりに隠し部屋があったなあという話に。ドイルも加わって、見事隠し部屋発見。
過去への扉 発見
しかしそこへ入ってみると、そこにいたのはローザとヘルトだった。夫婦になった2人の、しっとりとした夜。
そこから場面はめまぐるしく変わり、ディンが得たという資料とローザが偶然見つけた黒い石、そして黒い石の毒気に当てられてローザが倒れ、医者を呼ぶべく豪雨の中出ていったヘルトも帰らぬ人へ。ローザもそのまま衰弱死。しかし事故はジオーマ側に仕組まれたものだった。反発するミッケンは、隠し部屋にあるものを預け、部屋を封印した。
蜜月 助っ人 運命の巡り合わせ 歯車逆回転 死亡フラグ 強硬派 封印
気がつくとドイル達もそこにいた。また過去を見ていたらしい。3人も同じ情景を見ていたという。
力の源
悲しむエレン、しかし本の魔力によって実体を得たローザの思念が、エレンの涙をぬぐった。ヘルトも現れる。
そして資料と、透明な箱に入った黒い石も託す。ミッケンが言っていたのはこれのことか。思いを伝えたのち、2人は消えた。
推測と本音 思いを託す 勝利宣言

さて思いも新たにしたところで研究に戻る。
負けたと思っていない人
…ローザを巡って寝取り寝取られの関係になったヘルトの勝利宣言にハンスが首をかしげていると、食事に行ったペトゥラとキャラウェイが戻ってきた。
黒い石の入った箱を開けようとするキャラウェイをドイルが慌てて制す。事情を聞いた2人はしかし、黒い石がすぐ近くにずっとあったにもかかわらず、誰も何の影響も受けていないことをいぶかしがる。それはきっとローザの思いが詰まった箱が、少なくとも毒気を閉じこめるのに成功しているのだろう、とドイル。
封印の理由
そこへシェーバとユーリが登場、勢いで箱を開けてしまい、キャラウェイらが倒れる羽目に。
軽率を文字に書いた行動
倒れたユーリやペトゥラを医務室に運んだ後、待っていても仕方ないということで研究再開。
残されたものの課題
託されたもう一つ、資料を調べる。
しかしさすがに劣化が激しく、一部の文字を解読するのがやっと。一応、エヴィロという人が書いた研究資料だというのは分かったのだが…。
またそういう発音しにくい名前を 根本主義か現状主義か
しかし今のドイル達にはタイムワープがある。ただ道標になるのが資料だけなので、1人しか送り込めない。とりあえずキャスリンが行ってみることに。

到着した先は寒村。
しかもどうも村人の心がささくれ立っている感じ。特にエヴィロの名を出すと、露骨に嫌な顔をする。
寒村で人捜し 共通認識 火に油 排他性ここにきわまる
それでも聞き回っていると、1人の少女に気がついた。
ひどくもじもじする女の子だが、何とか仲良くなる。ピエリスと名乗ったその子は、兄エヴィロの所へ案内してくれた。
もじもじ ロリ殺しの笑顔

エヴィロと面会。ざっと事情を話すと、彼は非常に喜んでくれた。
研究者冥利
何しろ、研究を評価されたのも、同じ思いを持つ人に出会い得たのも初めて。彼もまた、人間とモンスターが仲良くなる方法を模索していた。
しかしそれが却って、村人達との軋轢を生む。食料を巡ってモンスターと諍いになることも珍しくないこの村にとって、モンスターとの共存を模索するエヴィロは煙たい存在だった。ああ、だからあんなに冷たかったのね。
排他性の背景
とはいえ、妹ピエリスも自分の意志を継いでくれている、同棲中のフォニアともうまくやれているし、黒い石の研究も進んでいる。研究がまとまったら資料としてキャスリンに渡す、とも約束してくれた。
あの石 手書きの時代なのに 理想 共感 妹の思い
しかし、そんな話をしていたらピエリスが倒れる。
どうやら原因不明の病気にかかっているという。両親をその奇病でなくし、妹もまた発病。感染はしないものの、衰弱死してしまうのだとか。今はエヴィロの薬で何とか持っているが、薬が効かなくなるのも時間の問題。
不治の病
さて食事に呼ばれる…というところで戻る時間。
見つかるわけにもいかないので、慌てて家を飛び出して現代に戻ってきた。自分で制御できないタイムワープは、これが難点。

ドイル達に事情を話す。ハンスに黒い石を分けてきてもらって欲しいと言われ、また過去へ。
風土病なのか サンプル確保
戻ってみると、怪我したタロウをエヴィロ兄妹が保護しようとしているところに出くわした。事情を話して、その場で分けてもらう。
携行しているらしい タロウ保護
タロウの保護に成功、屋内へ戻っていく2人を見送るところでまた現代へ。

ユーリが復活していた。他の人たちもだいぶ体調が良くなっているよう。
合流
ピエリスのために薬を作れないかな、という話を出発前にしていたのだが、その目処が付いたらしい。
同志 名調剤士 保養中
しかしハンスは奇妙なことを口にする。
ぼそっと
まあとりあえず、製薬士がいるというフィゲルへユーリと共に向かう。…残念ながらアルデバランまでしか送ってくれない。フィゲルへは自力で。

フィゲルの南端、レース場南側にある建物が、ハンスの隠れ家兼療養施設。
ここに製薬士キシャルがいるという。風光明媚なフィゲルに隠れ家とは…。そこで療養していたリリアともばったり。
ばったり 真剣勝負
中に入ると、男2人がトランプに興じていた。片方はキシャルとして、もう片方は。
声で分かりそうなものだが
何とユーリの父親。え、死んでたんじゃなかったの?!
…どうやらハンスに救出されたらしいのだが、事故のショックでか、記憶をなくしてしまっているという。ああ、だから離別していたのね、って何か無理があるような気がしなくもない。
新たな記憶
それはともかく、薬。
キシャルに事情を話すと、それ向けの薬なら作れるらしい。ただ材料が、採集には艱難辛苦を極める場所にあるという。キャスリン・ユーリ親子・キシャルで採りに行くことにしたのだが、キャスリンは一番簡単な場所としてオーディン神殿2を指定される。…おでん2で簡単ですか。まあトール火山よりはましかもしれないが。キシャルは一番難しいところへ行くというのだが、現時点で一番難しい所ってどこだろう。
自信のほど? 万能薬 目的地

人恋しさに疲れたリリアに、うるうる目で連れて行ってと懇願されたりもしたが、何とかなだめておでん島へ。
人肌恋しい女心
1から2へは2箇所WPがあるのだが、現時点では南から入らないと目的地が表示されない。でも3へ行くWP近辺では出る。まあ、WP近辺に悪魔コンビとかいると、やっぱり瞬時に飛ぶことになるのだが。
目的地は島南岸。吹き出し含め目印は特になし。なので、初回挑戦時にはMobに怯えつつ近辺をうろうろする羽目になるかも。ちなみにキャスリンは一度死亡。
うっかり例 あとで台詞が入ります
しかも、自動会話は出るものの、見逃すとそれを確認する手段がない。WP近辺に行ってマークが出なければ見つけているということだとは思うが。

ともかくも、何とか採集してキシャルの元へ戻る。
他の場所に行った人たちもそれなりに負傷。キシャルは研究者モードのため痛みを感知しない状態になっていたが。
そして製薬に時間がかかるため、一度戻ることに。
時間がかかるらしい 一旦戻り

というところで一旦終わり。続きは後日。

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