それぞれの想い(後編) - 闇夜を照らす翼の光

23日の前半に続いてASS第３話後半。

ストーリーの核心に触れるので、やっていない人はやってから読むことをお勧め。ネタバレなんて怖くない人も居るとは思うが、個人的には特に最終盤は情報なしでやって欲しいところ。

ここから追記。

再びアカデミー、さらに先ほどの部屋へ向かう。

対抗薬はばっちり効果を発揮、モンスターの体は四散した。あとに出来たWPから先に進む。

そこは研究施設らしかった。いろいろな機械が所狭しと並んでいる。ドイルが左手側にハンスを感じるというので、そちらへ。

通路を進むと、大きく頑丈な扉があった。しかし開く気配すらない。と、扉の向こうから大きな音が。ドイルが魔法で扉をぶち壊し、そのまま突入していく。リリーナも慌てて後を追った。

ドイルの努力の甲斐あって、何とかハンスの体を解放。意識も統合されて、ようやく再会できた。ハンス曰く、これもジオーマの計画の一端だという。

話を聞いたハンスも状況を理解、リリアとユーリが閉じこめられていると見られるところへ案内してくれることに。

来た道を戻る。そして来た時とは違う、右手側へ。階段を下り、WPへ入る。入ったところのすぐ横にある机に転送装置があるという。ハンスの言葉通りに転送装置をいじってみると、狭い部屋に転送された。

果たしてそこに２人が閉じこめられていた。解放しようとするが、ユーリはその中にハンスがいるのを知ると、彼につかみかかる。ドイルとリリーナが慌てて止め、説明すると、何とかユーリも分かってくれた。その地図が犯行予定図ではなく犯行阻止作戦図だということを。

が、さっき派手に扉を壊したためか、相手側にばれてしまったよう。慌てて脱出。
しかしその先で偽のリリア・ユーリが待ちかまえていた。しかしドイル・ハンスの敵ではなく、あっさりと撃退。さてとどめを、というところで、ドイルはハンスを制止した。そのまま傷ついた２人を回復。あっけにとられる２人に、ドイルは「友達になろうよ」と笑った。

偽リリアもといモトミアーがあっさり従う。このままジオーマの元に戻っても消されるだけ。ならば２人に従ってでも生き延びたい。ドイルにも興味あるし、ということで。偽ユーリことウェルも渋々同意した。

さて安全地帯へ。
ウェルとモトミアーに操られていたルーンとミッドもその支配から逃れた。しかしドイルの処置に不満気。

逆切れ気味のウェルにドイルが一喝。態度で示さないと、という彼の言葉に、モトミアーは素直に頭を下げた。この辺、割とモトミアーは順応性が高い。ウェルも分かったよという感じで頭を下げ、ルーンとミッドも不信を解いたようだった。

ウェルとモトミアー、ルーンとミッドはアカデミーに残り、リリーナたちは屋敷に戻る。
ドイルの魔力も残り少ない、ということで、ドイルとハンスはエレン奪還を相談。しかしハンスの体を心配するドイルに、大丈夫といいながらぶっ倒れてしまった。

とりあえずほっとしたところで、机の上に乱雑に置かれていた古いオルゴールを手にしたところで、リリーナの意識は飛んだ。

本とか石とか、さらにはオルゴール。いろんな物に込められた意志に翻弄されがちなリリーナだが、そのオルゴールに込められた意志もまた、ドイルたちに関するものだった。
ドイルたち友人が消えてしまったあと、その行方を捜すために奔走したのは１人残されたローザ。これはそんな彼女の、様々な思いが込められたオルゴールだった。苦労の末に残った結果に愕然としつつ、いつの間にかリリーナは意識を取り戻していた。

そしてそれはドイルも体験していた。ローザの心情を思っていたところへ、事件発生。アカデミーにジオーマが現れ、それを知ったユーリがその後を追ったという。何だかよく分からないままアカデミーへ。

理事長室を出ると、２人がやりあっていた。だがユーリとジオーマでは実力の差はあまりにも違いすぎる。やられそうになったユーリをかばってリリアが負傷、ジオーマはミッケンと共にその場を立ち去った。何でこんな無謀なことをするかなあ…。