2008年10月23日(木)

さて、ソロ狩りメインで記事がすっかり薄くなっているので、間を埋める意味も込めてクエストの解説をぼつぼつと。

アカデミークエスト第一話もしないといけないんだが、SSが多分残っていないので省略、第2話を解説してみる。
但し、SSだけで1000枚にもなるクエスト、かなり端折りはしたものの話としては長いことにかわりはない。解説記事も前後編に分けて。

今回は前編を解説。ネタバレも多分にあるので以降追記。


ここから追記。

前回のあらすじ。

アカデミーにやってきた冒険者は、ピロティにいたリリア・ユーリと知り合う。
リリアの知人であるミリアムがお化けを見たという。幽霊を見た図書室で冒険者は大昔のアカデミーへ連れて行かれる。
そこにいたのは、モンスターサイドストーリーズでモンスターにされたドイルの研究仲間、エレンだった。
彼女にグラストヘイムへ行って欲しいと言われた冒険者は、先行したリリア・ユーリを追いかける形でグラストヘイムへ。
監獄2階の奥の部屋で追いついた冒険者に、2人は「ここにあった石からモンスターが湧いて、何とかやっつけたところ」と告げた。
そのままアカデミーに戻った3人は、アカデミーとエレン、さらに謎の石という謎を抱えることになる。

今回はこの続きから。
上の話を終えた状態でリリアに話しかけると、調査を再開するか聞かれる。
再開、そしてリリアの立ち絵
というかリリアに立ち絵がついている…!冒険者といえば派手な立ち回りもあるというのに、こんなに露出していて大丈夫なんだろうか。ユーリはのほほん眼鏡君。
こちらはユーリの立ち絵
それはともかく、調査を再開することに。それぞれに引っかかる点を挙げる。ユーリは監獄で見つけた石が気になるそう。そのためにジュノーにある研究室へ行ってみるという。まあ学術研究都市だからねジュノーって。
リリアはアカデミーの3階が気になるという。生徒は立ち入り禁止らしいこのフロア、怪しいにおいがぷんぷんする、らしい。そこへの階段が教室棟にあるというので、一度見に行くことに。
誰も校舎を外から見たことがないアカデミー

教室棟の北側階段を上がったすぐの所に別のフロアへ行くWPがあった。
いつのまにかWPが
但し、やっぱりこの先へは進めない。

諦めて戻る。調査継続をリリアは口にした。
キャスリンはやっぱりエレンが気になる。あれ以来出てこないが、やはりドイル共々彼女がキーになるような気がする。
なにしろこの世の人ではないので、会う手がかりはあの本だけ。なので神秘の力に頼るしかない。あの本を媒介に、エレンと意志を通じ合わせられないだろうか。こればっかりは、やってみないと分からない。
アカデミーは秘密の匂い 気になること なぜか出現が前提

ということで図書室へ。
コンタクトの取れた戦闘関連図書の部屋へ行ってみる。その本はすぐ見つかったが、エレンは現れない。それでも不思議な力は感じる。持っていれば何か役に立つかもしれない。
オリバー運命本でもあったように、王国の図書館は割と貸し出しがルーズ。この本も借りることが出来るようなので、貸し出し手続きを取ることにした。
本を確保
図書室入り口の管理人(司書)に声をかけて、借りる手続きをする。図書室の目録にない本だが、魔力を感じると管理人も言ってくれた。
借りる

貸し出し手続きが終わった直後、また本の中の世界へ引き込まれる。
また本の中へ
気がつくと古い図書室かどこかにいるようだった。そして通路にはエレンとローザ。こちらの2人にも立ち絵が付いている。主立ったキャラには今回ので絵が付いたのかな。
見慣れめ景色 エレンの立ち絵 ローザの立ち絵
但しMSS最終話と違って、今回は世界に関与できない。2人の会話を聞いているうちに元の世界へ。
無視られたままフェードアウト

とりあえずリリアたちの所へ。
エレンを見た、と話すと2人ともびっくり。立て続けに会えたということは、やっぱりキャスリンとエレンの波長が合っているのかも、とユーリ。まあ、いろいろと縁もあったしね…。
戻ってきた 報告
さてそろそろ調査を再開。ユーリは石の調査、リリアは3階への潜入調査。キャスリンもユーリについて行くことに。
次の課題 以後行き先にはマーカーが出るように
いよいよ調査が本格的にスタート、ということでつい気合いを入れてみたら、2人がキャスリンを見て呆然。あら何か恥ずかしいことでも言ったかな、と思ったら、いつの間にか後ろにエレンが立っていた。
KIAI入れるよ 幽霊現る

またエレンの記憶へ。
気がつくと図書室。でもそこにいたのはローザだけ。エレンもハンスもいなくなってしまったという。
取り残されたローザ
それだけ聞いてまた戻ってきたのだが、今度はリリアとユーリも同じような体験をしていた。但し見ていた物はそれぞれ違うよう。しかも本の魔力はさっきよりかなり薄れている。うーん…。
リリアの心象風景 ユーリの心象風景 転送装置発見

さて改めてジュノーへ。
研究室は空港からジュノー中央広場へ至る途中。アカデミー依頼ではマッズイの材料集めで通った建物にある。ちなみにマッズイは料理を研究しているそうで。そんな物でも研究ネタか…。
研究…室?
まあそんなわけで変わった研究をしている人も多いので、ここは目立ちにくいはず、ということだった。
とりあえず隣の人にも挨拶。老人キャラウェイは、不思議ハンターらしい。世界の謎を解明するのがライフワーク、ということだった。ユーリともある事件で知り合ったらしい。…あの事件?
おとなりさん あの事件
首をひねるキャスリンを見て、キャラウェイはそれ以上それについては話してくれなくなった。まあ、プライベートにあまり立ち入るのも何ではある。
さて改めてユーリと話し。過去のことに触れようとしたが、やっぱり曖昧なまま。
気を取り直して石の解析にかかる。やはりこの石には不思議な魔力が込められている。石の表面にある黒く禍々しい模様。リリアが石を砕く前は、もっとおどろおどろしかったそう。そしてここからエネルギーが吹き出して、それがそのままモンスターになったのだとか。
そのエネルギーも抽出できたのだが、触れただけで心に冷たいものを感じる。やっぱり悪意に満ちたエネルギー、なのかな。
調べる 魔石
さらに調べるべく、ユーリはちょっと危険な研究にかかる。キャスリンをほっぽといて、没頭していく彼に、キャスリンも呆然。仕方ないのでキャラウェイにもう一度話を振る。彼は魔石に詳しいベトゥラという男を紹介してくれた。ユーリにも一緒に行こうと声をかけたのだが、研究の真っ最中ということで1人で行くことに。
魔石の専門家

ベトゥラはアルデバランの街の北にいる。
石を見せると、確かに不吉な力を感じるそう。研究用にと石を譲る。
ネタ振りは丁寧に
で、研究の代価というわけではないが借りを作ったということで、手紙の配達をお願いされることに。
配達先はゲフェンの北東宿屋、シェーバ。彼もアカデミー生らしいが、なかなか有望なのだとか。
こちらも今後が気になる人物
手紙を渡すと、お礼を言われたあと、帰るついでにと彼にも配達を頼まれる。メッセンジャーガールですか…。まあついでなのでいいんだけど。
どう見ても伏線

ベトゥラへ資料を渡したあと、ジュノーへ戻る。
ユーリによる石の研究は順調に進んでいるよう。ベトゥラとキャラウェイを持ち上げる彼に、2人との縁を聞いてみた。彼はしばらく迷ったが、やがて話してくれた。
戻ってきた 過去に触れる
彼の父は高名な魔術師だったらしい。その父が2年前に失踪した。ユーリはその事件を調べている過程で、当時続発していた実力ある冒険者の失踪事件を調査していたベトゥラとキャラウェイと出会ったのだとか。
…アルデバランへ行く前にキャラウェイが話していた「ある事件」って、ユーリ父失踪事件のことだったのね。落ち込んでいた彼を励ましてくれたリリアにも恩義を感じているそう。
そういえばそのリリアがなかなか来ない。一度アカデミーへ戻ることに。

リリアはまだアカデミーにいた。
かなり苦労したようだが、それでもようやく突破口を見つけたらしい。具体的には図書室の生活関連ブロック。入口からは突き当たりになる。これもエレンのビジョンからヒントを得たらしい。
孤軍奮闘
で、その時にアカデミー長室へも潜入できて、めぼしい資料も発見したのだが、その資料が曲者だった。
世界地図と、そこにいくつかのマーク。マークのそばには日付。その資料を作ったのはアカデミー長・ハンス。さらにアカデミーの創立者はジオーマ。…ってドイルの研究仲間とドイルをモンスターにした犯人じゃ。何でそんな2人が一緒に出てくる。
さらに、資料を見たユーリもいつになく思い詰めた表情。資料を持ってそそくさと立ち去ってしまったユーリのことを、リリアは話してくれた。
謎の書類
どうやら、その印のあったひとつが、ユーリの父が失踪したところ。そして日付も同じ。では失踪事件の調査記録かと思ったら、書類の作成日は書類に書かれているどの日付よりも古いのだとか。ということは…犯行予定図?
計画図?
ユーリが1人で向かったのはリリアに心配をかけたためだろう、と言うリリアに、キャスリンが代わりに様子を見に行くことを提案。場所も教えてもらった。
現場へ

現場はジュノー南東、エルメスプレート東。
犯行現場
そのノーグ火山入口前に、ユーリはいた。改めて失踪現場を確認して決意を新たにするユーリに、キャスリンも頷く。医大だったユーリの父はもう戻ってこないかもしれない。それでも、こんな事件はもう繰り返させてはならない。
思いを新たに
失踪事件の調査も手がけたキャラウェイにこの地図を見せれば、何か情報が得られるかもしれない。一度ジュノーへ戻ることに。

キャラウェイに資料を見せる。
入手先には口をつぐむしかなかったが、キャラウェイは予想が付きそう、と言った。
確かに行方不明事件に関係した資料だが、事件が発生していないポイントもあるという。誰かによって未然に防がれた可能性もある。
キャラウェイ曰く、真相を知っている人がポイントのひとつにいるかもしれない、ということで、ユーリと2人でそこへ行くことに。
真相は 鍵はここにある

その目的地とは、アビス湖。
アカデミーの恩恵を受けられる1次職あたりでは、ここは決死の覚悟で挑む必要がある。ウィレスとノーパスがとにかく邪魔。というか1次職や低Vitだと張り付かれただけで死ねる。
というわけでキャスリンも危ない目に遭いつつ、何とか教えられたポイントへ。アビス洞窟へ向かうための石柱がある北西に、自動会話の出るポイントがある。自動会話なのでノーパスなどの攻撃を受けながらだと鯖キャンされる可能性もある。なるべく安全にして行った方がいいかも。
最難関
さてアビス湖のさらに奥にいたのはベトゥラ。彼がキャラウェイの言う「真相を知っている人」。
同じ事件
彼は実は、失踪しかけたことがあるらしい。他の冒険者2人とこの辺りへさしかかった時、急に冷たい感覚がして、気がついたらダンジョンにいた。奥からやってくるモンスターに対して身構えていたら、仲間も苦しみだし、モンスターに変化したという。孤立無援、死も覚悟したのだが、気がついたら無傷でここにいたらしい。
意識がとぎれる前に、ベトゥラを助けてくれた人がいたような気がするという。金と赤と青の何かを身につけた人たち。…どこの秘密戦隊。
毒気に当てられた 秘密戦隊
しかし、これはユーリの父も同じ目にあった可能性が高いということでもある。ショックに打ちひしがれるユーリは、大丈夫と言いつつ1人で戻っていった。

さて改めて話を、ということで、そのままアルベルタへ場所を移す。
場所を変える
キャスリンが感じた、石から出るエネルギーの冷たさは、恐らくベトゥラが拉致される時に感じた冷たさと同じ。この石のエネルギーは、モンスターへの変化と共に、とある場所への転送機能も持っているのではないか、ということだった。
関連 仮説
そしてベトゥラは、自身がとある組織に属していると言った。その組織での調査では、この事件、あるいは首謀者に立ち向かうには1人や2人では無理だろうと。しかし、この石が何らかの突破口になるかもしれないということだった。…話がどんどん大きくなってきたなあ。
ふと、本から何かのエネルギーが発せられていることに気がつく。エレンが何かを伝えようとしているのだろうか。…アカデミーに戻っている2人のことが不安だ。キャスリンは急いでアカデミーへ戻ることにした。

続きは次回の講釈で。

コメントする

(認証使用時の初回コメント及び匿名コメントは、コメントの表示に管理人の承認が必要になります)