さて24時間生放送の1コーナーとして、久方ぶりのノービスGvが開催。
最後にあったのはもう7年前になるのか、3年連続で都市対抗ノービス武道大会が開催された。その時は各ワールド持ち回りで戦いが行われ、各ワールドの勝利都市では特別な転送が報償として用意された。
第2、3回に自分も参加したのだが、あまり好きではない対人戦なのに、その時はかなり面白く感じられた。ノービスということで技量の差があまりなく、純粋に腕と勢いで戦えるのがよかったのかもしれない。戦争は怖いが子供の喧嘩なら微笑ましいのと同じ。
ただGMが出てくるイベントは、やっぱり中の人の負担がある。まして都市対抗はアナウンスもあわせると5人は必要なので、アトラクションといえどあまり人手を割くのは辛いとの判断で、2007年以降は行われなくなった。というか有人イベント自体絶えてしまった。
従って久々の有人イベントでもある。有人イベントならではのごちゃごちゃ感も好きなので、久々に体験しに行った。
ここから追記。
まずは会場であるBreidablikにキャラを作る。
1回目はI=D=AノビLioh。魔法戦・支援を想定した。
会場に着いたら何はともあれポリン叩き。経験値リソースとなるほか、ドロップアイテムのゼロピーが通貨代わりになる。叩くと次から次へと湧いて出るのは変わらないが、今回は小さなボーナスポリンもいる。ポリンは経験値があるので、Lv10になってしまうとゼロピー集めが出来なくなってしまっていたのだが、ボーナスポリンは経験値のないポリンなので、Lv10になったらこれを叩いてゼロピーを集める。
200個集めたところでギルドをもらいに別室へ。Sigrunはフェイヨンだった。ギルドをもらったらまた外に戻るか、奥の待機室へ行けるのだが、待機室に行ってしまうと外に出られなくなる。この説明がなかったのがちょっと残念だった。
時間になり、待機室に出た各都市への転送NPCに、都市へ送ってもらう。この先は鯖落ちすると戻れなくなってしまう。自動的にリタイアということになるので、割と戦々恐々。
初回は21人。ちょっと少ないかな。
Gvでも主導的役割を果たしているであろう人たちが、構成や戦い方を提案していく。今回は人数が若干少ないこともあり、基本的に守りの布陣を敷くことに。
Liohは本陣詰め。西と東から敵が来る可能性がある。他の人は2ヶ所あるスイカを守りに行った。
そして開始。本陣には10人ぐらい詰めている。たまに他都市の偵察が来るものの、簡単に撃退。アルデバランかアルベルタが攻勢に出てプロンテラが陥落。それでもフェイヨンの鉄壁の守りはあまり変わらず。
終盤になって、攻勢に転じた。といってもスイカを殴るぐらい。Liohはそれでも本陣詰め。たまに他都市の人ががばらばらっと来るので、それを迎撃した。
最終盤、西へ偵察に出たら、警備のファミリアに襲われ、あっさり憤死。付近でも死者は出ていたようだが、時間ぎりぎりにリザ部隊が来ても何とか本陣へ戻れた。
最終的には、フェイヨンは3位。失策もなかったが活躍もなかった。最後の集会室で少しぐだった後落ち。
その一部始終をまとめたのがこちら。
そのままキャラを作り直し。
今度はS=A=Dな前衛キャラ。また1からゼロピー集め。時間が少なくていささか慌ただしかったが、臨時PTに入れてもらって殴るのが楽になった。ゼロピーは120個ほど。
GMの反応が鈍くてちょっと困ったが、何とかTrudrのギルドをもらった。そしてまたフェイヨン。2回目ということで戸惑わずにフェイヨン会場まで来た。
今回は41人とさっきよりは多め。さっき待ちに徹してあまり得点できなかったこともあり、今回は積極的に攻勢に出ることに。
他都市の状況も見ながら、集団で攻めに行っていた。前回手厚かったスイカ防衛も本陣防衛もぐっと薄くなった。本陣は3人しかいなかったが、うちひとりがLioh改めProto-L。
たまに偵察が1人2人と来るが、本陣は固まっていたこともあってさくっと撃退。殴られても赤ポバリアーでしのいでいれば、援軍が来る。ファミリアにたかられた時も同様。さっきは慌てていてほとんど使えなかったので、ここぞとばかりに乱打した。本陣3人組はPTを組んでいなかったため、HPチェックも兼ねてProto-LでPTを作り、他2人に投げた。どちらも初心者だったのかもしれない。
生放送の出演者も各都市に散っていて、一番喋りの上手い乾さんがフェイヨンにいたこともあって、攻撃部隊の無双振りが本陣にいてもよく分かる。今はこういうツールがあるからやりやすくもありやりにくくもあり。
だが守る物がなくなった都市の人たちが、手薄そうな都市に攻めてくることは容易に想像できた。守備対象を全部潰されたアルベルタとプロンテラの軍勢が、アルベルタはスイカを、プロンテラは本陣を急襲。本陣守備隊は果敢に守ったが多勢に無勢だった。スイカは…たぶん守る人がいなかった。
本陣急襲の報に攻撃部隊が反転、奪還にやってきた。血で血を洗う激戦の結果、双方おびただしい死者を出しつつも、何とかプロンテラ攻撃隊を撃破。あまりに死者が多かったのでイグ葉が足りない状況にもなっていた。
結局死者のほとんどはリザされないままタイムアップ。フェイヨンは圧勝かと思いきや、スイカが2個とも倒されたこともあって若干点数は低め。その分析をつぶやいたら乾さんに拾ってもらえたり。拾ってもらうためにつぶやいたわけではないけれど、やっぱりそれなりには嬉しいというかありがたいというか。
ということで、Trudrでの都市対抗戦は最後まで賑々しくなった。2戦連続でいささか疲れたこともあり、集会室への転送後、ギルドが解散したら程なくして落ちた。
予想はしていたが、キャラ作成も含めて4時間出ずっぱりはやっぱりそれなりに大変ではあった。
ただ、こちらも予想通り、十分楽しいイベントだった。垣根が低ければ低いほど、Pvへの抵抗も少なくなる。寄らば大樹も可能になる。指示を出す人がちゃんと出来ていれば、勢いでも活躍は出来る。阿修羅どーんコメットどーんはやるせなくなるけれど、ノビに殴られて死ぬのは立ち回りや運が悪かったんだなと受け止められる。
久方ぶりの有人イベントというのもあったけれど、ノービスGvのおもしろさは再認識できた。やはりこういうイベントは年1ぐらいでもいいからやってほしいし、それでオンラインゲームの魅力を見つけ直せればと思う。
ただいかんせん、漠然と見ているだけだと面白さがほとんど伝わらないコンテンツでもある。どう見せるかということと、対人というだけで避ける人もいると思うのでそういう人たちにどうアピールするかが課題かな。
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