2010年8月12日(木)

ガンダム、あるいはガンダムWのキャラの強さを調べに来た方、いらっしゃいませ。

もともと、このサイトは上にもありますように、ラグナロクオンラインというMMORPGゲームのサイトです。
プレー方針として、キャラクターの名前にガンダムWの登場人物の名前を付けています。最初に職業と性別、方向性というのを考えるわけですが、オリジナルの特徴やら使われ方やらをある程度尊重して、それらを決定しています。
で、女性槍AGI剣士というキャラに、原作で言うところのルクレツィア・ノインという名前を当てました。リリーナを守る矛、という意味合いですね。
個人的には、彼女は持ちキャラの中でも強い部類に入ると思います。この強さというのはモンスターを殲滅する能力と、攻撃に対する打たれ強さ、という点で、ですね。使いやすいこともあって、彼女のキャラとしての強さは日々感じるところではあります。ただ囲まれるとちょっと弱いかな。


ここから追記。

さて、そんなわけでお門違いといえばそうなんですが、せっかくなんでルクレツィア・ノインについての考察を。

まず、ゼクス・マーキスの良きパートナー、として登場するわけですが、ガンダムに対抗できる能力を持つゼクスに相応しいように、ということでか、素の能力も結構高めに設定されています。パイロット養成学校を次席で卒業していますが、ゼクスを立てるために加減していたという事情があり、それがなければ悠々首席だったかもしれません。
但し、そうした余裕が、逆に厳しさの欠如にも繋がります。でこ五飛にあっさりレイクビクトリア基地を潰され、運搬予定のトーラスも全機破壊。子供だからと油断して壊滅的な被害をもたらしたことにかなりショックを受けていました。現実でも油断されやすい少年兵で破壊工作をする、なんてのは普通にあるわけで。
その後ゼクスと共に行動し、レディが指揮した囮のシベリア輸送作戦では通信業務に回されました。ヒイロ自爆後のレディとのやりとりをみると、柔軟思考のできるノインと、良くも悪くも一直線なレディとの対比がうまくできた話だと思います。この柔軟性も強さに繋がるのかも。

自爆の怪我から回復しつつあるヒイロとトロワを南極基地まで連れていきますが、ここでも部下の甘さで全滅の危機に。トロワが救出しましたが、無抵抗のアハトを心を殺して殺戮するトロワにやりきれなさを感じたりもします。
伏線の都合とはいえ、決闘の場に割って入ったリリーナとのやりとりは、正直なんだかなあと思ったり。

次の登場はモスクワでリリーナを救出してサンクキングダムに連れていったところ。宇宙に上がって戻ってきたヒイロとカトルを陣営に加えて、王国軍の将として指揮をとります。
ロームフェラーの大軍に善戦した辺りは、ガンダムの支援もさることながら、ノイン他王国軍の強さが見かけ以上だったということなのかなと思います。まあ話の都合でしょうが。

その後宇宙へ上がり、蜂起したホワイトファングと相対するためにガンダムパイロットを集め、リーブラに合流。サリィも遅れてやってきましたが、この2人がそういう駒に適任だったのでしょう。
ノインはリーブラの艦載MSパイロットとしてガンダムに負けない活躍を見せます。相変わらず心は強かったり弱かったりですが、終盤になるとゼクスの多少挑戦的な態度にも動じなくなっていました。最後はヒイロとゼクスの決戦の様子を地球圏に中継、戦いの空しさを思い知ったコロニーから平和宣言を引き出すことに成功しました。
ちなみにEWではゼクスと共に「動力部だけを破壊する」制約つきで市街戦を繰り広げています。これも相応の技術がないとさくっと倒してしまいます。

もとが連合の兵士ということもあって、ガンダムとも渡り合える技量を持っています。たまたまガンダムに乗れなかっただけで、彼女ならゼロ・エピオン以外は乗りこなせるのではないでしょうか。
まあ、量産兵器なのにヒイロが乗った途端異常な強さを発揮するのと同様、お話の都合というのは多分にあるとは思いますが。サンクキングダム、あるいはリーブラに、もう1人実戦担当がいたら、ここまで強くならなかったのかもしれません。

舞台での価値観で言うと、超人的な強さというわけではありません。何しろ特尉(=大尉・准佐)ですし。
ただ強さが目立つのは、それぞれのキャラのあくが強い、ということもあるかと思います。またアハトやツバロフといった典型的な悪役以外、ほとんど死なない(ラスト2話で死んだトレーズぐらい)というのもあるでしょう。キャラを大事に使えば、自然と役回りに応じたそれぞれの強さが備わるのではと思います。

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