さてASS第3話の解説。
今回も前ほどではないにしろそれなりに会話が多い。というか、ライターさんの趣味がかなり出てきているかなあ…。
というわけで前後編に分けての解説。但し今回躓くような所はほとんど無いので、作業としては楽な方なのかも。都市移動も少なめだし。
とはいえ話はてんこ盛りなので、その解説を重点に。
ここから追記。
さて休養も取ったところで、リリーナは再びポリン先生に話しかける。
そういえば、ということで彼はひとつの依頼をした。ホロン先生を捜して欲しいという。
「危ない生徒」がいるので尾行しに行ったというのだが、どう危ないのかポリン先生は分からないらしい。そしてなかなか戻ってこないホロン先生に気が気でない。もしや生徒は既にジオーマやその手下に生命力を吸い取られたりモンスターにされたりしているのでは。そんな生徒にホロン先生が襲われては大変だと不安がる彼のために、ホロン先生の様子を見に行くことになった。
ただそのままでは場所が分からないので、ホロン先生の位置を教えてくれるペンダントを受け取った。放浪癖のある彼女?のためにハンスが作ってくれたのだそうで…。
プロンテラへ降り立つと、街の南西に反応あり。ということで突入。
確かにホロン先生も生徒もいたのだが、何か恋愛相談やってるんですけど。アドバイスを受けて飛び出していった生徒を見送るホロン先生がこちらに気づく。
そしてよくよく話を聞いてみると、ホロン先生は「恋に悩む危なげな生徒」の様子を見に行く、と告げたらしかった。ポリン先生いろいろ勘違いしすぎ。
ペンダントを見て、ホロン先生も何となく事情を理解した様子。いつか戻ってくるハンスのために、学内の風紀を落ち着かせたいようで。しかしそんなに長いこと先生やっているんだろうか…。
さて戻って事情を説明しようとしたが、恋そのものの意味が分からないことにはどうしようも。あげく食べ物と勘違いしているし。
しかしその後ふと漏らしたポリン先生の言葉に、リリーナもはっとする。人外のものになっているユーリとリリアの所に、ベトゥラが行ったら襲われやしないだろうか。襲われてなくても情報を下手に漏らせばこちらが不利になる。
というわけでアルデバランのベトゥラの所へ。
心配して駆けつけてみたが、ベトゥラは無事。それよりも、とベトゥラに逆に聞かれる。
彼自身は接触していないが、シェーバがユーリに会ったのだとか。で、人が違ったようになっている彼にシェーバも警戒してUターンしたのだそう。
しかしジオーマのことを迂闊に話すわけには、と思っていたら、ベトゥラもジオーマのことを知っていた。以前口にした「組織」というのは、ジオーマに対抗するためのものなのだそう。キャラウェイもシェーバもその一員らしかった。あら何というネットワーク。
で、リリーナもその組織に招待。といってもどこぞのSNSみたいな軽いものではない。本気さの証として招待された。リリーナとドイルだけというのも心細い。素直に力を借りることに。
そのまま組織の本部へ。キャラウェイ・シェーバとも再会した。
組織の本部として使わせてもらっているこの建物は、組織の創始者のもの。大富豪の現当主はパンナコッタというらしい。ナイスミセスで構成員のお気に入り。
彼らの話を聞いていた時、不意に屋敷に何かが落下。慌てて見に行くと、ドイルがいた。
リリーナの持つ本の魔力を感知して文字通り飛んできたのだが、降下に失敗したらしい。そんな彼をベトゥラたちも笑って歓迎してくれた。さすがに自分の所有物じゃないから他人事。
しかしドイルはこの建物に覚えがあるという。覚え、ったって何百年も経っているはずなんだが…。
奥のミーティング兼研究室へ。
ドイルが来るまで長いこと動かなかったというオルゴールの音色に迎えられつつ、ここで改めて研究成果をそれぞれ披露する。
まず黒い石。「人間の負の感情」をエネルギー源としているこれは、小さくとも多少なりとのエネルギーは持つが、特徴的なのはその石それぞれが相互にエネルギーを供給し合うという点。どんなに小さくてもエネルギーは途切れることがないという。ジオーマの魔力は、帯びた人から負の感情を吸収し増幅する黒い石のパワーに拠っていると考えられる。
そして、それに対抗できるのはドイルとハンスの「人間の正の感情」。それは優しさや思いやり。モンスターと人間がわかり合う、ドイルとハンスは逆の方法を採ったが結果的に同じエネルギーを元にしていると。ドイルだけ、ハンスだけなら無理かもしれないが、2人の力が合わされば可能性も開ける。黒い石の魔力とドイルの本の魔力が対消滅したことからも、その有効性は実証できる、はずだという。
…まあ真正面から対抗できる力でよかったともいえるかな。
ということで、敵情視察に出ることに。
最初は突撃を主張していたキャラウェイらも、リリーナとドイルに任せることになった。ドイルは姿形から気配、魔力に至るまで自身の存在を消去できる能力も身につけているので、突入にはうってつけ。
プロンテラへ移動。
そこでドイルから本の能力についてもちょっと説明。細かい意志までは読めないものの、相手の感情などは本越しにドイルにも伝わるらしい。口に出さずとも意思疎通はある程度できると。
さてアカデミーへ。
早速ユーリとリリアと接触。もちろん彼らはモンスターで、リリーナも襲われそうになったがドイルが返り討ちに。
また襲われても困るので、ルーンとミッドは遠くから様子を窺う。ある程度近づいてみたところでは、ユーリとリリアに化けているモンスターに2人は操られているのだそう。
そしてミッケンもモンスター。ポリン先生の懸念を考えると、本当はもっといろいろな人と接触すべきなのだろうが、とりあえずここまで。
しかし図書室から理事長室へ向かおうとすると、ドイルが不調を訴える。休んで何とか回復、そのまま突入。しかしなんで0320なのかなと思っていたら、ドイルが面白い仮説。
やっぱり少しでも記憶の片隅に残っていたのかね。ATMの暗証番号には危険な数字だが。
さて理事長室の机から青い石を若干拝借していたら、職員室の方からすごい音と悲鳴。…この声はまたあれか。
行ってみると、ポリン先生が机の下敷きに。軟体動物なんだから気をつけないと。とりあえず反省してもらった後、怪しいところということで職員室北の部屋が出た。何もないのにハンスらが出入りしていたのだという。
行ってみると果たしてカードリーダーが。ところがカードがない。とりあえず理事長室を探してみるが、理系人間の悲しさからか、ドイルはついつい研究レポートに夢中に。つい怒鳴ってしまったが、これは仕方ないよね。幸いカードキーも見つかったし。
しかしカードは2枚セットのよう。ということでさらにヒントを、と再び職員室へ。ポリン先生曰くそれと同じものをウルフ先生が持っていた、ということで、ホロン先生同様ペンダント片手に探しに出る。
ウルフ先生の反応はホロン先生のとは西大路を挟んで反対側、北西の民家に。
そっと覗いてみると、さっきの生徒の彼女がウルフ先生に悩みを打ち明けていた。ウルフ先生らしいお気楽コメントに彼女も悩みが晴れたよう。
そしてリリーナは無事ウルフ先生からカードキーをもらった。
さっきの部屋へ戻る。
2枚のカードキーを差し込んでみると、果たして秘密の部屋に出た。
長い通路の先で、ドイルがしばし迷った後、突入を決断。
そこにいたモンスターと戦闘になる。というか専らドイルとモンスターとの戦闘で、リリーナは見ていることしかできない。
どうやらモンスターの中にハンスの精神が封じ込められているようなのだが、解放する前にドイルが死にそう、ということでリリーナがタオルを投げた。組織の本部へ強制送還。
傷だらけのドイルを見てベトゥラたちは驚いたが、ドイルの話を聞いて考え込む。
あと少しというなら、解放作業の間だけでもモンスターの動きを抑えればいい、ということで、一大作戦に。
で、リリーナはニブルヘイムまでお使いに行くことに。
キャラウェイからはウンバラダンジョンからイグ幹、秘境の村を経由するルートを、シェーバからはバンジーコースを教えてもらった。前者はもちろん蝿テレポ必須、後者はセーブをウンバラにする必要がある。
幸い、リリーナは当時開催されていたコンロン神仙祭のコイン転送で楽してニブルまで行くことが出来た。
ニブルの広場南西の建物にいるルーブルに事情を説明すると、必要なアイテムを分けてはくれたのだが、何ともいけすかない男…。
本部へ戻る。
集まったアイテムで対抗薬も作成できた。ハンスを解放するため、リリーナとドイルは再びアカデミーへ向かう。
というところで前半はここまで。後半はもっと短くなる予定。
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