アルナベルツ教国の平和(公式名は大神官クエスト)の解説を追記に。
聖域から火山、基地潜入ときて教国での騒動もこれで一段落。オチがある意味予想通りではあったが、この国はやはり独立独歩で行くべきなんだろうね。
ちなみにモロクは9月9日のアップデートでこっぴどくやられたが、モロクにいた2人は共にピラミッド前マップに移動している。伝令はピラミッドの入口前、果実酒売りは中央にあるオアシスの南。果実酒売りを出すのもモロク城の時と同様、池の周りを回ればいいということなので、基本的なロジックは変わっていない。
ここから追記。
モロクへ行ったデュオは、暑さに参っている様子の男に声をかけられる。
あまりに暑いので何か飲み物が欲しい、でもできれば、ここに売りに来るという魅力的なドリンクを飲んで立ち去りたいという彼のために、売り子がいるというモロク城南まで行くことに。
プールのようになっているところをぐるっと回るのだが、東西南北でそれぞれ1箇所だけ、そこに入られない(入ろうとすると弾かれる)場所がある。それぞれで弾かれると、城の南西に異国の商人が出現する。
さらにはこの付近に人がいると出現しないらしい。実装当時はそれで騒ぎにもなったそうだが、AFKでもなければお願いすればちょっとどいてくれるかも。
さて商人に頭を下げて飲み物を持ってくると、男は一気に飲み干した後、デュオの名を告げた。いぶかしがるデュオに男が1枚の紙を差し出す。
ラヘルの大神官ジェドの通知だった。穏健派の逆襲が始まるという。そう男は穏健派の手の者。騙したのか、と憮然とするデュオに男はにやりとした。
キャスリンも同様に騙され、二人してラヘルへ飛ぶ。
ジェドは盛り返しのために教皇の力を借りることを思いついたという。まさかクーデター、と思ったが、そういうわけではないらしい。教皇に事実を話して、こちらについてもらおうということらしい。
でもデュオも会ったが、教皇は世間知らずのおっとり娘。そんな教皇を味方につけるには、2人では心許ない。かつての同志、ニルエンにも協力してもらうことになった。
…でもそちらも不安だよなあ。
ともかく、ニルエンの気持ちをチェックすべく、建物のちょうど反対側にあるニルエンの執務室へ。ちなみにしょっちゅう割られる花瓶がこの執務室の表にある。
ニルエンは不在。そこにいた女性神官に聞くと、表の庭園にいるはずだという。早速そちらへ。
お疲れ気味のニルエンに穏健派のことを聞くと、ニルエンは嘲笑した。
彼女も以前は信仰によって国を富ませることを目的としていた。しかし急進派の説得に、「どちらもやっていることは変わらない」と考えを改めてしまったよう。人の欲の醜さに絶望した彼女は、武力で一気に世界を変えることを決意したのだとか。
…まあ現実世界もAC世界もそうなのだが、武力で何かをすれば、それによって発生した被害者は武力を行使した者を憎む。そして革命、戦争、平和の終わらないワルツが続く。人の世に戦いをもたらすのはいつも「焦りすぎる者」。争いによって生まれる勝者はいない、人類皆が敗者なのだ。
ということでデュオも言い返したかったが、ここは先にジェドに報告に行くことに。
報告を聞いたジェドは暗い顔。でも考えはデュオと同じだった。
ジェドが必死の思いで書いた手紙は、ニルエンに動揺をもたらした。長い苦悩の後、「ジェドを1人で行かせはしない」と、今回だけ協力を約束する。
さて教皇を味方につけるには、もちろん教皇にすべてを話す必要がある。しかしそのためにはおつきの神官が邪魔になる。彼らは年中無休24時間体制で教皇をバックアップしている。なんとしても神官たちを排除しなければならない。そのきっかけをつかむべく、デュオは教皇の元へ向かう。
ニルエンから先に謁見に上がりたいという話が通してあったので、すんなり面会できた。とりあえず世間話していたが、もちろん世間話なんてやっている場合ではない。きっかけを見つけて話を振る。
やはり四六時中べったりついているが、交代制を取っていないのか、同じ神官が張り付いているのだそう。休みが欲しくないのかなあ、と教皇。
疲れたから休む、と教皇が下がり、デュオもそれ以上話ができなかった。
ニルエンに話すと、確かに休みが極端に少ないだろうな、と彼女。
ということで作戦もその方向。ニルエンに恩義を感じる原住民が近くにいるらしい。その原住民の得意技が筆跡の模写。教皇詰めの神官の勤怠管理は急進派の大神官が行っているので、彼らに休みを取らせる偽文書を、この大神官の筆跡で発行させようという次第。
その原住民は、フレイヤ大神殿の真裏にある。
ただここは、ガリオンとロウィーンが闊歩する地域。ロウィーンはともかく、ガリオンはハイドやクロークが通用しない。しかもテントが邪魔になって、うまく近づけなかったりする。
ともかくもテントを訪れてみる。少女イスマエルは対人恐怖症だったが、ニルエンの使いと分かると態度を一変。書き写しはお手の物、と思ったら、ペンをロウィーンにかっぱらわれたらしい。サードオニキスを削って作ったペンはそう簡単に手に入らない。ということで、デュオが代わりに調達することに。
で、持って行くと、早速加工してさくっと模写してくれる。
ニルエンの元へ。
「作品」にニルエンも大満足。おつきの神官にばらまきに行かせる。そしていよいよジェドへ作戦決行の報告へ。
ジェドも腹を決めた。再び教皇の間へ向かう。
偽書類が効いて、教皇の間は見事に無人。そこにジェドとニルエン、そしてデュオが教皇の前に跪く。
話を聞いた教皇は、穏健派に立つことを決意。この国を人間たちの争いの場にする訳にはいかない。そう宣言した教皇は、デュオをラヘルの街へと飛ばした。
やがて始まった教皇の演説。憂国の士ジェドとニルエンの元、大神官を再編すると宣言した。名実共に穏健派の圧倒的勝利。国民もそれを熱狂で迎えた。
作戦が大成功に終わったジェドとニルエンも、ようやくほっとしたようだった。
ジェドからは、レッケンベルの関与がなくなりつつあること、トール火山基地の閉鎖も予定されていることを知る。3国がフレイヤ大神殿を舞台に入り乱れた権力闘争も、教国の自治復活で幕を閉じることになった。
もちろん、名無し島のように、教国と王国の間にはまだいささかの懸念要因がある。それでも、今後は「無理をしない」国作りになるのだろうな。
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